低酸素トレーニングとは・・・?

低酸素トレーニングとはアスリートが行うことで有名な高地トレーニングと同じです。高地トレーニングでは気圧の関係で頭痛や腹痛などの不快症状が表れるのに対して、低酸素ルームでは気圧はそのまま酸素濃度のみを下げていますので安心。標高が高く平地に比べ体内への酸素供給量を減少させる高地トレーニングは持久力やミドルパワーが向上されることがわかっています。そのため、陸上競技、自転車、トライアスロンなどの持久系種目だけではなく、陸上競技の短距離種目やバスケットボール、ラグビー、ハンドボール、ホッケー等の球技系種目やレスリング、柔道、ボクシングといった格闘技系種目など、幅広い競技においてトレーニング効果が期待できます。
低酸素ルームでの軽い運動で細胞が活性化、燃焼しやすい体へ

低酸素ルームは標高約2500mの世界が人工的に作られています。
体感的には何も感じないかもしれませんが、体内では不足した酸素を補うためにミトコンドリアが活性化を始めます。ミトコンドリアは細胞の中で私達が体内に取り入れた食物や酸素、水素を使用して、アデノシン三リン酸という活動エネルギーを創り出す働きをしています。
筋肉を動かしたり、食物の消化代謝や発汗を促したり、傷ついた細胞を修復したり、全ての生命維持活動に関わるガソリンのような役割をしています。そのため、このミトコンドリアが体内に増えると代謝が高く太りにくいカラダができ体質改善につながると言われています。
「たった30分」だから続けられる

TO2でのトレーニングは30分のレッスン形式です。強度を高くトレーニングに取り組みたい方は血中酸素濃度を85%くらいまで落とした状態を目指します。
(※それ以下に落とさないよう随時スタッフが計測を行います。)
血中酸素濃度は平常状態で健康な方だと99~95%、アスリートが激しいトレーニングをしたとしても、平地では90%になるかならないかです。30分のトレーニングで血中酸素濃度が85%くらいまで落とした状態の疲労は、ハーフマラソンを走ったくらいだと言われています。
運動嫌いな方、なかなか運動を続けられない方でも『たった30分』テレビを見ながら歩くだけで、約2時間分の効果が得られると思うと運動不足解消最適なトレーニングではないでしょうか。
疲れにくい体へ、冷え性や貧血体質の改善も
高地環境でのトレーニングは血流がよくなるという利点があり、デスクワークや育児・介護で肩こりがひどい方などは、マッサージに通わなくてよくなったと言われています。貧血で悩まれている方は、バランスの良い食事やサプリメントで鉄を増やしてからトレーニングをすることをオススメします。